個人所得税法改正案が承認。2013年7月から控除額引上げへ

2012-07-31

7月31日、財務大臣により、個人所得税法改正案が承認されたことが明らかにされた。これらは、10月の国会に提出される。

提出内容では、2013年7月1日より、納税者本人の所得税計算に伴い、控除額が現在の400万ドンから900万ドンに増額され、扶養者1人あたりの控除額が。160万ドンから360万ドンに増額される。

改正案に基づく控除計算では、1人を扶養した状態で、月収1260万ドンであれば、納税する必要が無くなる。1人を扶養した状態で、月収1500万ドンであれば、所得税納税金額は、12万ドンになる。

なお、20%以上の物価変動が発生した場合、ベトナム政府は、控除額を調整するために国会常務委員会に提案を行う。財務省は、当初に発表を行っていた改正案と比較し、控除額を大幅に引き上げている。

財務大臣によると、控除額を改正案どおりに行うなら、給与所得により納税する者のうち、70%が納税義務を免除されることとなる。具体的には、現在納税している380万人中、260万人が納税しなくてよいくなる。これにより現在と比べ、2013年の税収は5兆2,000億ドン減、2014年は13兆3,500億ドン減少の見込みである。

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